芸能人の元カレ「K」〜鬼メール〜
前回の出会い編は
好きなグラビアアイドルに似てると言われ
連絡先を聞かれた私。
さて、続きをどうぞ!
打ち上げも終わり、お店を出るというタイミングでKに呼び止められる。
「これからもう少し飲まない?」
「ごめんなさい。明日朝早いので、また今度お願いします。」
私は次の日朝から仕事で、スーツケースを持って新幹線に乗らないといけなかったのだ。
「わかった!じゃあまた今度遊ぼう。」
そして私は家に帰った。
寝る前に携帯を見たらKからメールが来ていた。
「今日は会えてよかったよ。これからよろしくね。」
「はい。よろしくです。では、おやすみなさい。」
と返事をし、その日は終わった。
次の日、私は不運にも仕事中携帯を水没させてしまう。
画面も見れないし、電話もできない。
電話をかけてくれても直留守になってしまう状態。
幸い仕事中の事故だったので、仕事関係者にはマネージャーが連絡してくれた。
マネージャーの携帯を借りて家族にも連絡をし、仕事が終わって地元に帰ってから携帯を変えようと思っていた。
しかし地元に着いたのは夜22時過ぎ・・・
「携帯は明日でいいか・・・。」
家に戻り、PCでメールを確認する。
すると信じられない光景が・・・
30件以上メールが届いている。
全部Kからだった・・・。
私は携帯会社をコロコロ変えるので、
gmailを携帯メールとして使用していた。
Kからのメールの内容は
自分が今何をしているかの報告、
「今カフェで打ち合わせしてるよ!お仕事頑張ってね!」
といった仕事中の私を励ますメール、
そのうちに私の携帯が故障したので返信ができなくなり、
メールが返ってこなくなったことに不安になったのか、
「どうしたの?」
「何かあったの?」
「嫌いになっちゃった?」
など。
メールをチェックした時は夜遅かったのだが、
一通送っておいた方がいいかもしれないと思ったので、
「仕事中に携帯が水没しちゃって、途中からメール返せなくてごめんなさい!電源つかないからメールしかできないんだけど・・・私は無事です。」
とメールすると、すぐに、
「明日暇?」
とメールが。
「明日はお仕事お休みです。」
「じゃあ遊ぼうよ。車で迎えに行くからさ。」
そうして次の日遊びに行くことになったのでした。
続きます